大王岬の北方、名田にある小さな礫浜海岸、「大野浜」の浜砂利の中には、細かな地層の入った縞目模様のきれいな小石(漂礫)がたくさん見られます。それらの中には、大変珍しい層内断層を伴うものが、かなりの頻度で混在しています。当地には、似たような規模の小礫の浜が幾つかあり、急傾斜する中生代白亜紀の地層(的矢層群)が互層を成して露出し、海食崖や海食台、離れ岩(岩礁・暗礁)等を形成し、風光明媚なリアス式海岸の海景を見せています。この地層を構成する泥岩(頁岩)や砂岩、チャート等が破砕され、程よく淘汰され、きれいに磨かれた大小の浜砂利となって堆積し、汀線にはビーチ・カスプ(微地形の一つ。礫堆)を形成して集積しています。
現地に行って探せば、目が慣れてくるに従い幾らでも見つかりますが、断層の入ったきれいなものは、時間をかけて丹念に探さないと見つかりません。大野浜特産のこの玉砂利の小石は、『地震の御守り』になるかも知れませんね。小石のサイズは2〜6cmです。
◆ 当工房では、断層入りのこの小石(漂礫)を厳選し、「志摩の地震御守り石」として、 きれいな石を
1個 〜3個 セット・¥600(送料別途)
で販売を致します。ただし、数量に限りがありますので、保有数(在庫)がなくなり次第、このコーナーは終了となります。
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